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個人型確定拠出年金(iDeCo)について

個人型確定拠出年金(iDeCo)について

新年度となり今回は所得税で税制優遇のある個人型確定拠出年金について、令和7年度税制改正にて見直し点がありましたので概要を紹介させていただきます。

まず、iDeCoとは、国民年金や厚生年金等の公的年金に上乗せする年金制度の1つです。基本的に60歳まで引出しはできませんが、メリットとしては以下の点が挙げられます。

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受取時に控除(公的年金等控除、退職所得控除)が適用される

現行制度では、第1号被保険者(自営業者等)、第2号被保険者(会社員等)についても、勤務先の企業年金の有無によって拠出限度額が異なります。

区分 拠出限度額(月額)
第1号被保険者 68,000円
※国民年金基金等との合計拠出限度額
第2号被保険者(企業年金等加入) 20,000円
※企業年金の拠出額との合計拠出限度額55,000円
第2号被保険者(企業年金等未加入) 23,000円

改正点

区分 改正後の拠出限度額(月額) 増額
第1号被保険者 75,000円 7,000円増額
第2号被保険者(企業年金等加入) 62,000円 42,000円増額
第2号被保険者(企業年金等未加入) 62,000円 39,000円増額

※変更時期未定(令和7年3月15日現在)

何かご不明な点がございましたら、青山合同税理士法人までお気軽にお問い合わせください。

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